投資部門別売買代金差額(4月第4週)のグラフ

[正坊さん]

4月第4週の投資部門別売買代金差額のグラフです。ご承知のように、海外勢はわずかだけど買い越しです。

 

米国の雇用統計がよかったので、これでしばらくはいい方向に向かうと思いたいけど、ウクライナ情勢がねえ。

ウクライナの人には失礼かもしれないけど、ウクライナってもともとはソ連だったからプーチンに取られたっていいじゃんというのは乱暴すぎ？

それにしてもガス代金を払えないって、なんでそこまで経済がダメダメだろかとググッてみたらこんな記事↓がありました。

http://blogos.com/article/81686/

ここによると、ウクライナ経済は基本的には輸出依存で、鉄鋼、鉱物原料、窒素肥料など化学工業品、農業製品などが主要輸出品。しかし、それらの世界市場の購買価格は低い一方、生産コストは高い。例えば、鉄鋼業は生産技術が１９５０年代のものが少なくなく旧式でエネルギー消費非効率の一方、エネルギー輸入価格は高騰してきている  のだそうです。

ヤヌコビッチ前大統領はずいぶんクズなように言われているけど、ロシアのガスプロム社と価格の値引き交渉をして30%割り引いてもらったとか。コイツがもっと清廉潔白でプーチンのご機嫌をとりつつEUと自由貿易協定を結んでいれば、ずいぶん違っていたんだろうな。

といっても、西側に出せるのは農産品とか鉱物原料くらいで、上記記事だと機械なんかはロシアしか買ってくれないそうなので、経済を好転させるのは無理難題なのか。

まあ、当分売りのネタには困らなそうですね。