元祖SHINSHINさんのブログ

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もうひとりの予言者

当時、存在していた「マエストロ掲示板」の読者は、

そうそうたるメンバーだったと思われる。

 

「義経伝説」にからめて買い煽った三菱自動車がアホみたいに変動した日が2回あったが、

そんなことをできる人物って、いったいどんな人たちなんだろうと思った。

日経新聞の偉い人も読んでいたと思われる、いくつかの不可思議な現象も起こった。

その他、「あなたの文章って、北方謙三みたいだわ」などと、

女に化けていた大作家もいたのだった。

 

「恐慌前夜」を掲示板で紹介してから1~2日経って、

あの「リーマンショック」が起こった。

 

「恐慌前夜」を書いたいわばアウトロー的な著者は、その日から予言者となった。

同時にそれは、そういう不可思議な嗅覚を持ったオイラが「1Q84」の材料となるべく、

あの大作家の脳裏にオイラという存在が決定的に焼きついた瞬間だった。

 

「記憶は何かと力になる」

 

「木野」に登場するこの言葉は、

オイラに対してだけ、特殊なメタファーとして作用する。

「アフターダーク」に書かれていた彼の予言を知ってからは、特に。

 

★「金融市場を操られる絶望的国家・日本」

  副島隆彦著 徳間書店 1,600円+税 2014.4.30.第1刷

 

副島隆彦という予言者の書いた書籍を読まずして、

あなたは相場を張るというのだろうか? 

 

 

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