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TPP合意至らず失望感も…今後の為替・株相場解説まとめ

結局は期待されていたTPP交渉の進展はありませんでしたね( ´゚д゚)(゚д゚` )ネー 共同の記者会見でも具体的な言及はなし。今後も閣僚級の協議が続くとのことで、打開に向けての動きは見えてきませんでした。

一部報道によると、かなりアメリカ側も譲歩の姿勢を見せたということですが、それでもまだ隔たりは大きいということで、これからの交渉も難航が予想されています。

ちなみに、首脳会談後の共同記者会見での主な発言は以下の通りとなっています↓

■14:00~ 日米首脳共同記者会見
日米TPP交渉は閣僚級協議を継続する
・日米同盟の主導的役割を確認することができた
・対中政策について日米で連携していくことを確認
・日米同盟はかつてないほど磐石である
・日米安全保障条約は尖閣諸島も対象となる
TPPでは自動車・農産物などで合意に近づいた
合意に近づいたとはしながらも、決着がつかずに閣僚級協議が続いており、共同声明の発表が未だ行われていません。ある程度調った段階で発表することになりますが、その予定は未定です。恐らくオバマ大統領が韓国へ出発する明日の午前中ギリギリまで協議が続きそうなので、今後もニュースの速報と共同声明の内容には注目しましょう。

もちろん一番見ておきたいのは、TPP交渉の行方ですね。現状を見る限り楽観視はできませんが、一転して基本合意に達したことが盛り込まれるようであれば、上値を試すという可能性もありますからね(b´∀`)ネッ!

ここまでの日米の動きというのは大体こんなところでしょうか。ドル・円相場のほうもTPP合意への期待感が後退したことで、やや下押しされましたが、その後はモミ合いが続いており共同声明待ちといったところです。

そしてここからのドル・円相場について考えていくと、21:30から(米)3月耐久財受注、3月製造業受注、新規失業保険申請件数が予定されています。ただ、ここのところはどうしても経済指標に対する反応が鈍いですし、来週のイベントラッシュを控えて動き出しにくそうな感じです。

まぁ先にも書いたTPP交渉の行方という問題もありますし、まだまだレンジが続きそうですね。ただ、共同声明でTPPの合意がなければ、下を試す場面もありそうなので、少し今日は値を下げる意識というのも持っておきたいところでしょうか。

最近はブログの更新が遅くなってしまってごめんなさい(´;ω;`) ちなみに今日もトレードはこれからです。ポジションを持ったらいつものようにツイッターで実況していきますので、興味のある方はどうぞ~。

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