近畿や九州、関東で風俗店16店舗を展開する「ホットポイントグループ」が大阪国税局などの税務調査を受け、昨年までの数年間に約32億円の所得隠しを指摘されていたことが23日、分かった。
関係者によると、指摘を受けたのは京都市の「スマイル」など二十数社で、追徴税額は重加算税を含め数億円に上るもようだ。売り上げの一部を除外したり、人件費を水増ししたりしたことが、悪質な仮装隠蔽を伴う所得隠しに当たると認定されたとみられる。
グループのホームページによると、横浜、京都、神戸、福岡、熊本の各市でファッションヘルスなど16店舗を展開している。