今日、Forbsを読んでいたら、社説コラム(OP-ED)にまたもや日本の戦時賠償の怠慢と従軍慰安婦の忌避に対する非難が書かれている。それを敷衍してクルマの市場開放に消極的だという話に及び、ムナクソ悪くなったんで定期購読を止めることにした。ただ、日本政府の世界に対する発信の弱さがこういう結果を招いている事実はしっかりと認識しなくてはいけない。韓国などはロビー活動と広報活動を国を挙げてやって、一定の結果を残している。物言わぬでは国際社会では通用しない、ということが外務省の役人はわかっていないのか、否、彼らは十分すぎるほどわかっているが「みんな他人事」なのだ。日本という国家が嘲笑われていても痛痒を感じないほど精神が堕落している。安倍さん、ここは一つODAの予算の1割でもいいから電通あたりをメインに国際的な宣伝活動を展開すべきと思う。奇を衒うのではなくて、日本の主張を堂々と説得力を持って粛々と主張するのだ。官僚の我利我利アタマじゃあなくて、時代感覚とセンシビリティを持った人たちに任せるのがいい。
戦後日本は中韓にそれこそ莫大な経済と技術の援助をしてきたが、これらがまったくタレ流しに近い格好で、彼らから感謝の一言もないまま延々とタレ流し続けた結果が、さらなる「おねだり」だ。戦争の時までの諸事をいちいち賠償に結びつける彼らのやり口は今後もエスカレートし、日本はずっと吸い取られ続けるだろう。アメリカもアメリカだ。「失望した」よく言うよ。彼らに同調するコメントで日本の国益が損なわれることは十分承知しているはずだし、戦時行為において言えば、原爆を2発も落とした民間人狙いの暴挙はアウシュビッツを上回る。おめえにだけは言われたくない、というのが日本の言い分だ。今回の商船三井の船の差し押さえは閣僚の靖国参拝が刺激したようだが、いちいち仕返しをするナラズ者国家の汚いやり口にウンザリするのはオイラだけだろうか。よーく周りを見ると品のない乞食根性のルール破りで恩知らずの国家ばかりだ。よくもこんだけヒデエ奴らに囲まれたもんだ。中、韓、北朝鮮、ロシアに囲まれたこの国の将来を思うとき、仕返しと脅しとスキあらば何でもアリのこいつらとどう対峙していくかを、そこそこ支持率の高い、非民主的な決断ができる余地のある、今の政権で真剣に考える時なのだ。
一番許せないのは国内の極楽トンボ・センソウハンタイ思考停止勢力だ。この人たちの想像力のなさ。家族が蹂躙されてもヘヘヘと笑いながら平和の念仏を繰り返している輩が大勢いる日本はやっぱりおかしい。よくいえば性善説なのだろうが、ご覧の通り力が支配している現実と、何より近代史が教えてくれているではないか。土器の縄目がどうだの、そんな貧しい日教組の教育にどっぷりと漬かった我々は、まともに現代史を習うことを教師により素通りさせられ、それが今の日本の不甲斐なさに通じるというのは言い過ぎでしょうか。え?韓流の整形男に嫁さんがぞっこん?ま、その程度はいいのかなあ(笑)。