今週はチャートを見る限りだと、意外と右肩上がりの相場だったんですね((φ(・д・。)ホォホォ とはいえ、値幅としては1円ちょっとぐらいなので、全体的に見れば様子見の調整模様だったと言えるでしょう。
序盤は先週の株安の流れから、ややリスクオフ(回避)的なムードでしたが、アメリカの経済指標や主要企業の決算が好調だったこともあり、やや買い戻され底堅い動きとなりました。ただ、週の後半からはイースター休暇ということもありましたし、上値は限定的でした。
それからウクライナ情勢についても懸念が強まる場面もありましたが、一応は4者協議(ウクライナ、ロシア、EU、アメリカ)で合意したこともあって、そのことについても一服といったところでしょう。
というわけで、悪い雰囲気は徐々に無くなってきたので、来週は少し強めの相場を期待したいところでしょうか(∀`*ゞ) ただ、再来週に雇用統計を含む重要イベントが目白押しとなるため、ポジションを傾けにくいことも現実としてはあります。
なので、再来週を見据えて、小じっかりとした相場になってくれればという期待がありますが、果たしてどうなるか、今週の相場を振り返りながら考えていきたいと思います。
4月14日~4月18日の週。ドル円相場は1ドル=101.42~102.56円
今週の総括:上値は重かったが底堅めに成功か
14日の東京市場は、1ドル=101.40~101.60円台での値動き。序盤は安値で寄り付いた株価の影響を受ける形で下押しされたが、その後は日経平均が底堅く推移したこともあって、小じっかり。一部報道で、安倍首相と黒田日銀総裁が会見を行うと伝えられたことが、追加緩和の憶測を呼んで上昇につながったとの指摘も。
海外市場は、1ドル=101.60~102.00円台での上下となりました。欧州市場では、ジワジワと上値を伸ばす展開。特段大きな材料はなかったものの、米企業決算などに対してやや期待感が先行した模様。
NY市場では、序盤に発表された(米)シティ・グループの好決算により、株先物が上昇したことを受けて、高値圏まで上値を伸ばす。さらに、注目の(米)3月小売売上高も強気な予想を上回る結果で過去1年間で最大の上昇幅となったことで瞬間的に102円台にのせましたが、ウクライナ情勢への懸念もあったのか、上値の意識されて反落。その後もジリジリと値を下げて安値圏まで下押しされるなど、レンジ内で忙しい値動きだった。