「原発ゼロ」のまま夏を迎え、猛暑となった場合でも、全国で4.6%、電力の余力が確保できるという見通しが示されました。
夏の電力需給の状況を検証する委員会が開かれ、8月が猛暑の場合でも、電力の余力が、中部電力管内を含む西日本全体では3.4%、東日本全体で6.1%、全国で4.6%、と最低限必要とされる3%を上回る見通しが示されました。
今年は、東日本大震災後、全国で初めて「原発ゼロの夏」となる可能性があり、各社の予測は原発が稼働しない前提です。ただ、関西電力と九州電力は、余力が少ないため、東日本からの電力を融通して供給を確保する方針です。