株式運用の極意・・・「たら・れば」 は無し

[十倍返しさん]

　

株式市場には「たら・れば」はない。もし、買えたら、売れたら、　買えていれば、売れていれば等々。

　軍帥黒田官兵衛は秀吉に「官兵衛が即断して決めたことは自分が熟慮して決めたこととほとんど同じ、ある時は自分が及びもつかない事を編み出すこともある」と警戒させる程の軍略家であったと聞く。

　軍略の背景には群を抜く情報収集力を基にした「時流を見抜く力」＝「先見性」があり、加えて「知恵と人使いの上手さ」があったという。

　後に意識してか「心清きこと水の如し」と「如水」に名を改める。戦国時代は一寸先は闇の時代。「戦いは考えすぎては勝機を逸する。例え草履と下駄とをちぐはぐに履いてもすぐに駆け出す程の決断が大切だ」とも教える。歴史に「たら・れば」はないが、もし今の世に如水がいたら、世界情勢の大変化に直面するこの時代に、どう日本を動かし、どういう外交戦略を練っていくだろうか？。

株式市場においても「たら」「れば」はないが、考える力＝先見性　を身につけておいたほうがよさそうだ！