情報の解釈 人 VS コンピュータ

[十倍返しさん]

本日、寄り付きを見て投げた人、上手く安値を拾った人さまざまだろう。安く買って、高く売らなければ儲からないが、往々にしてその逆をやってしまうこともある。期待と恐怖がその原因だ。買うとすぐ弱気となってしまったり、売ると強気になってしまったりする。また、売ったあと株価が上がったりすると残念な気持ちになったり、買ったあと株価が下がったりするとやらなければよかったかなと後悔したり、心が揺れ動く。その点コンピュータには心がない。冷徹に執行していく。コンピュータにある情報を認識させた時、その情報が出た時、過去の市場の反応が確率的にどうであったかを計算してそれをベースに執行する。必ずしも過去の傾向が続くとは思えないが、人間のうろ覚えの記憶よりコンピュータのほうが正確であろう。短時間に板を読み、損益を計算して決済する。人間の感覚よりコンピュータの方がハイスピードで正確に処理がなされる。しかし、プログラムを作るのは人である。ある種の欠点はつきものである。