早期利上げ観測が後退し、昨日の米国株式相場は大幅上昇した(DJIA +181.04 @16,437.18, NASDAQ +70.91
@4,183.90)。日銀の追加金融緩和もなく、 米国の早期利上げがないということは、当面はドル売り円買い圧力が増すということになり、ドル円為替レートは101円台後半の円高方向で推移した。本日の日本株全般は大きく反発して始まったものの、失速して終わる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が780に対して、下落銘柄数は833となり、下落銘柄数の方が多くなった。騰落レシオは87.61%へ低下した。東証1部の売買代金は1兆8321億円へ減少し、また2兆円を割り込んだ。
TOPIXも日経平均も反発して始まったが失速して陰線で終え、前日比ほぼ変わらずとなった。米国株は大きく反発したが円高が重しとなった。ただ、これだけ下げると短期的な反発がいつ起こっても不思議ではない。本日の高値を超えたらつなぎ売り玉はいったん利食う戦術とするか。
TOPIX
-1 @1,149
日経平均 ±0円
@14,300円
33業種中17業種が上昇した。上昇率トップ5は、非鉄金属(1位)、卸売り(2位)、繊維(3位)、電気機器(4位)、精密機器(5位)となった。