日経平均は3週間ぶり安値+ドル・円は102円割れ

ゆきママさん
ゆきママさん
今日は株も為替も散々ですね。その要因は、昨日の日銀・黒田総裁の記者会見で追加緩和期待が大きく後退し、市場全体に失望感が広がったことに間違いないでしょう。

先週末の雇用統計と同じで、事前の期待値が高すぎたということもあって、その反動からドルを売って円を買う動きが強まり、ドル・円は一時102円台を割り込むなど1円以上も値を下げたほか、日経平均株価は終値ベースで300円以上下落し、3月20日以来となる約3週間ぶりの安値を記録しました(ノ∀`) アチャー

やはり昨日も書きましたが、追加的な緩和について現時点では考えていない」という発言が重過ぎましたね( ´゚д゚)(゚д゚` )ネー もう少し表現をぼかしても良かったと思いますが、ここまで言い切ってしまうのはどうなのかなと・・・。

でも、逆に考えれば今後のサプライズの布石とも考えられなくも無いような・・・。つまり、こんな風にぜんぜん全くこれっぽっちも追加緩和は考えていないよ的な雰囲気を前面に出しながら、今月末の日銀・金融政策発表で追加緩和が実施されてしまうとか・・・Σ(゜∀゜)マサカッ!?

流石にそれは無いんですけどね(ヾノ・∀・`)ナイナイ ゆきママを始め、投資家の多くはサプライズを求めがちですが、中央銀行のあるべき姿というのは、市場との対話ですから、しっかりと今後の政策方針を浸透させた上で実施することですからね。市場に混乱を引き起こすようなことはしないでしょう・・・。

てなわけで、当面の間は追加緩和をしないでしょう。あれだけ強めに言い切ったということは、マーケットに対する警告の意味もあるのかもしれませんね。間違った追加緩和期待の修正といった部分もあったのかもしれません。

う~ん、それにしても黒田総裁は自信満々ですよね。昨日の会見の動画を見直しましたが、結構強気というかタカ派な感じに映りました。その辺もドル・円を押し下げる要因の1つになったのかな~という気もw

まぁとにかく、4~6月期における追加緩和の可能性はかなり低そうです。今後再び一部海外勢から期待感が高まってきた場合は、昨日の黒田総裁の発言をしっかりと思い出して利用していきたいところです。


こんな感じで昨日は大きく値を下げた1日となりました。そして、いつものようにここまでのドル・円相場を振り返っていくと、7日の海外市場は、1ドル=103.00~103.30円台での上下となりました。ジリジリと値を下げる場面もありましたが、103.00円ラインでの底堅さが意識されて徐々に買い戻されると、株価や米長期金利の堅調推移も下支えとなり、高値圏まで反発しました。

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