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本日の日銀・金融政策発表+黒田総裁記者会見まとめ
すでにご存知の方も多いとは思いますが、今日の大きなイベントであった日銀・金融政策発表と黒田総裁記者会見の内容などについて、しっかりまとめていきます。
まず、日銀により発表された当面の金融政策運営については予想通りの現状維持となりました↓
■11:50(日)日銀・金融政策発表(要旨)
・資金供給量(マネタリーベース)を年間60~70兆円増加させる(据え置き)
・(わが国の景気は)基調的には緩やかに回復を続けている(据え置き)
・消費税率引き上げの影響による振れを伴なう
・量的・質的金融緩和は必要な時点まで継続(据え置き)
はいはい、現状維持、現状維持と・・・┐(´д`)┌ヤレヤレ 当然というかこの辺は事前の予想通りですね。変更は特にありませんが、消費税率の引き上げの影響について言及したことが、目新しいといえば目新しい情報となっています・・・。
まぁここまでは市場も織り込み済みといった感じで、ドル・円の値動きはほとんどありませんでした。そして関心は、次の黒田日銀総裁記者会見へと移っていくわけですが、そこで大きく値を下げる結果となってしまいました(´・ω・`)
■15:30~(日)黒田日銀総裁会見(要旨)
・リスク要因は全体では下振れリスクは低下している
・2%の物価安定目標の達成には従来同様確信を持っている
・追加的な緩和については現時点では考えていない
・常に上下双方向のリスクを点検し、必要であれば躊躇なく調整を行う
・いま追加緩和を検討しているわけではない
はいはい・・・ゼロ回答ゼロ回答と・・・Σ(;´△`)マジカヨ… っていうかゼロ回答というより、マイナス回答というか「追加的な緩和について現時点では考えていない」という言葉が大きすぎますね・・・。
一応は「必要があれば躊躇なく調整を行う」としていますから、物価目標の達成が困難になったり、景気の腰折れが懸念された場合には、追加緩和が行われる可能性を示唆しているものの、これは毎回のコメントであり、どちらかというと当面は金融緩和の行わないという姿勢が強調されてしまう結果になったのかなと思います。
この会見を受けて、ドル・円は大きく値を下げてしまいました。前日までは鉄板と思われた103.00円ラインを再び大きく割り込むと、軟調な推移が一段と加速しました。
う~ん、まぁそりゃそうですよね・・・ある意味では裏切り行為に近いというか・・・。一部には今回、あるいは次回(4月30日)に追加緩和が行われるのではないかという期待がありましたが、これを見るとどうやら無さそうというのは言うまでもないかと・・・(´;ω;`)
…続きはコチラから♪⇒http://fxshufoo.blog.so-net.ne.jp/2014-04-08
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