こんにちは。
今日はインフルエンザになってしまった娘のため仕事はお休みです。完治までは数日はかかるらしいのでそれまでは主人にも頑張ってもらおうと思います。肝心な娘は熱こそあるものの比較的元気ですのでご安心ください。
さて、今日は『日銀金融政策決定会合』と『黒田総裁の会見』に注目が集まりますね。
海外勢を中心に追加政策への期待が高まっているようですが、日本では消費税増税による影響が未知数なので今回は見送りとなる予想が大半を占めています。
それに期待が高まるといっても、昨夜からの動きをみると以前のような「過熱感」は見られなかったので影響は限定的かもしれないですね。
さて、そんな日銀会合による動きですが、予想通り現状維持となった場合は円買いに傾斜すると思います。
ちなみに、「なぜ、現状維持だと円買いなのか?」という疑問があると思いますので、ざっくり解説してみようと思います。
追加緩和が実施されるということは、その国で流通するお金の量が増えることになります。お金の量が増えれば、その分お金の価値が下がると考えられるため、追加緩和が決定されるとその国の通貨が売られる傾向があるわけです。
というわけで、今日、日本で追加緩和が実施されないことが決定した場合は円買い(ドル売り)に傾斜することが想定されるわけですが、黒田総裁の会見で追加緩和の時期について言及があると大きく動いてくることになりそうです。
もちろん、株式市場など他の要因もありますので絶対的な考え方ではないのですが、傾向として覚えておくと作戦が練りやすいですよ。
さて、今夜(ニューヨークタイム)ですが、今日も大きな材料はありませんので米国株主導になってきますね。ただ、日本の追加緩和に対しては欧州タイムの方が敏感に反応する傾向がありますから、今夜の初動は欧州タイムを見極めてからとなりそうです。
しかし、今週は『FOMC議事録公表』や『G20』が控えていますので、そこまで大きな動きにはならないと思っています。でも、103円を割れてきたのは正直気がかりですね。