チリ沖で発生したマグニチュード8.2の地震による津波がアメリカ・ハワイに到着したことが確認された。
日本には早朝到達予定。
現在世界で起きている地震にはある特徴が出ているように思われる。
それは「プレート境界型地震」だ。
地球の外側は薄い地殻のプレート(板)によって覆われている。このプレートが連動して動いているのではないか。
地球規模で考えると一ヶ所が動けば、そのひずみを埋める為に別のところが動く。これが連動している訳だね。
最近のプレート型巨大地震を発生順に並べてみた。
2004年12月26日 スマトラ沖地震
2008年5月12日 中国四川大地震
2010年2月27日 チリ大地震
2011年2月22日 ニュージーランド地震
2011年3月11日 東日本大地震
2014年4月2日 チリ沖地震
これらの時間間隔を見て欲しい。ほとんどが1~3年以内に連動しているのが分かる。
地球の年齢は46億年と言われている。この時間的感覚からすると、もはや1~3年は時間に入らない程だと分かる。つまり毎年連続して起きると考えて差し支えない。
東日本大地震の約2年9ヶ月前の2008年(平成20年)6月14日に、栗原市付近を震源とするM7.2の宮城岩手内陸地震が発生し山が崩れ橋が崩壊し大きな被害が出た。
後にこの地震は東日本大地震の前兆であったと判断された。
そして今日本は南海プレート巨大地震におののいている。
1~3年の時間間隔ならば、今日起きても明日起きてもなんら不思議でもない事が分かる。
さらに不気味な地震が起きた。
2014年3月14日未明、愛媛県の北西に位置する伊予灘を震源とするM6.2の大地震が発生。全くの幸運だった。震源が深かったのだ。それで大被害が出なかった。
気象庁は南海トラフ地震とは因果関係はないと発表した。
しかしそんな説明をわたしは信じていない。宮城岩手内陸地震の時にも気象庁はそう言ったからだ。
この位置は日本最大の活断層「中央構造線」にあたる。
その「中央構造線」直近に伊方原発がある。直近なんてものじゃない。「中央構造線」の上にあると言っても差し支えない。これが現実だ。
この中央構造線に沿って近年地震が頻発している。
私の家もこの線の近くにある。恐怖感はどれ程怖いかと言えば「絶対に沿岸部には行かない」程なんだよ。
旅行であれ何であれ「太平洋岸には行かない」ことを心掛けている。
南海プレート巨大地震が起きれば最悪10分で34mの津波が来ると言われている。
10分で避難など無理だ。まして深夜だったりしたら最悪の事態になる。
当たるかどうかわからないが「伊予灘地震を的中させた学者が3か月以内の南海トラフ地震予測」との週刊誌の記事があった。もし南海トラフ巨大地震が起きれば日本は壊滅的打撃を受けるだろう。