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名前似た薬処方され植物状態に 8千万円支払いで和解
似た名前の薬を間違って処方され、植物状態になったとして、愛知県の女性(85)と家族が神戸市の薬局に約1億2千万円の損害賠償を求めた訴訟が27日までに、神戸地裁で和解した。薬局側が8千万円を支払う内容。
訴状によると、女性は2006年から高血圧症で神戸市の内科に通院。07年からこの薬局で血圧降下薬の「アルマール」を処方されていた。だが、11年2月、受け取った薬が血糖値を下げる「アマリール」だったため、低血糖脳症になり、その後、植物状態になった、と主張していた。
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