【海外経済動向】経済失政のブラジルをS&Pが格下げ!

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二日続けてブラジルの話題です。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がブラジル国債を「BBB」から「BBB-」に一段階格下げしました。
以前の記事でも書いたように、ブラジルはルセフ大統領のもとで積極的な利下げをしたものの、思ったような景気浮揚効果が表れずインフレに陥ってしまい、逆に利上げに舵を切っています。景気が芳しくないにもかかわらず利上げせざるを得ない状況に追い込まれるほど、経済政策の面では迷走したと言われても仕方のない状況です。

【海外経済動向】ブラジルが8回連続利上げ!で、ブラジルレアル建て個人向け社債の利回り上昇もそろそろ一服?

景気は悪く、利下げもできず、債務レベルも悪化という中では、格下げもやむなしといったところでしょうか。ブラジル国債については当面買いづらい状況と言えそうです。

なお、ブラジル国債の信用力とブラジルレアル建て個人向け社債発行体の信用力は別の問題です。昨日の記事でもご紹介したように、ブラジルレアル建て個人向け社債に対する投資スタンスは、ブラジルの政策金利と為替レートをどう考えるかによりますね。SBI証券の強気にも一理ありますが、どうなっていくのでしょうか。引き続きブラジル経済政策の動向を見守りたいと思います。

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S&P:ブラジルを「BBB-」に格下げ-経済成長低迷で
 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は24日、ブラジルの長期外貨建てソブリン格付けを引き下げた。経済成長の低迷と拡張的な財政政策で政府の債務レベルの上昇に拍車が掛かっていると指摘した。
 S&Pの発表資料によれば、同格付けは「BBB」から投資適格級で最も低い「BBBマイナス」に1段階引き下げられた。
 これまで10年間続いた格上げから転換した。ブラジルの経済政策の信頼性や財政に悪影響を及ぼす政府の統一性を欠く政策シグナルも格下げの理由だとS&Pは述べた。
 S&Pは「向こう数年間は成長抑制が見込まれる中で予算執行が引き続き弱いと予想されるほか、10月に大統領選挙を控え政策調整が限定され、さらにブラジルの対外収支の若干の悪化や財政計画の遅れが重なって格下げを行った」と説明した。
(ブルームバーグ, 2014/3/24)
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