株主優待制度を導入する上場企業が増えているようです。
野村インベスター・リレーションズ(IR)の調査によると、今年2月末時点で株主優待を設けている上場企業は1113社と、昨年9月末(1082社)から31社増加し、全上場企業に占める割合は29.5%となっており、いずれも過去最多となったそうです。
背景には、1月から始まった少額投資非課税制度(NISA)があるようです。
NISA口座の新規投資額は年間最大100万円に限られますが、翌年以降の買い増しや長期保有が期待でき、企業側は新たな個人株主獲得のチャンスとみて、投資家向け説明会などの取り組みも強化しているようです。
化粧品大手ポーラ・オルビスホールディングスは、東京都内で開かれた女性向け投資セミナーに参加し、自社商品との交換ポイントを保有株数に応じて付与する優待制度をアピールしたそうです。
同社は「NISAで女性の投資家が増えると期待している。優待制度を活用し、事業と安定株主づくりにつなげたい」そうです。
私の株式保有企業でまだ優待をしていない会社はけっこうあります。
そんな会社も優待を導入してくれるとありがたいですが...
4927:3,755円