金【先行きの指針となるか】

19日の東商金日中取引は、18日のNY金相場がウクライナ情勢を巡るリスク回避目的の金買いが後退し下落した事に加えて、為替市場が円高・ドル安基調となっている事から、手仕舞い売りが先行し、中心限月2月限は前日比25円安の4,429円で始まった。その後は、今晩のイベントを控えて様子見姿勢の強い展開となった。中心限月2月限は前日比31円安の4,423円で取引を終えた。

本日の東商金夜間取引は、欧米諸国のロシアに対する制裁措置強化など不透明感が漂う。今晩最も注目されるのはイエレン議長の下で初のFOMC会合で、債券買い入れは引き続き100億ドル縮小し、利上げ検討を開始する目安としている失業率基準6.5%を修正する可能性がある。失業率基準は、政策に関する先行きの手掛かりを示すフォワードガイダンスの柱となっている。従って、今回のFOMCの議論の焦点は、緩和縮小では無く、金利に関するフォワードガイダンスと言う事になると思われる。


夜間取引レンジ  4,368円~4,468円

(18:30)英2月失業率、英2月失業保険申請件数、英BOE議事録
(21:30)米第4四半期経常収支
(27:00)米FOMC政策金利発表
(27:30)イエレンFRB議長会見

池末


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