金【プーチン発言に注意】

18日の東商金日中取引は、17日のNY金相場がウクライナ情勢に対する警戒感が和らいだ事から、利益確定の売りに押され下落した事を受け、手仕舞い売りが先行し、中心限月2月限は前日比44円安の4,481円で始まった。その後は、軟調なNY金時間外と為替市場でのドルの上値の重さを眺め、売り優勢の展開となった。中心限月2月限は前日比71円安の4,454円で取引を終えた。

本日の東商金夜間取引は、欧米諸国のロシアに対する制裁措置が一部政府高官などに留まった事から、市場の目が本日から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)に移る。今晩、クリミア半島のロシア編入について、上下両院の議員をクレムリンに招集して、プーチン大統領が演説を行う予定(20:00頃)。演説でのプーチン大統領の発言が、リスクオン・オフの分岐点になると思われる為、要注意!


夜間取引レンジ  4,393円~4,510円

(19:00)独3月ZEW景況感調査、ユーロ圏3月ZEW景況感調査、ユーロ圏1月貿易収支
(21:30)米2月消費者物価指数、米2月住宅着工件数、米2月建築許可件数
(22:00)米1月対米証券投資


池末


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