金【本日は満月、NY金が1.400ドルを超えられるか】

週明け17日の東商金日中取引は、週末14日のNY金相場がウクライナ情勢への懸念を背景に上昇した事に加えて、週明けのNY金時間外取引が更に上昇している事を眺め、手仕舞い買いや強気の買いが先行し、中心限月2月限は前週末比41円高の4,522円で始まった。その後は、ロシア編入を支持するクリミア住民投票の動向が伝えられる中で、米欧のロシアに対する経済制裁の強化の行方を見極めたいとの事などから、売り方と買い方の思惑が交錯し、一進一退の動きとなった。中心限月2月限は前週末比44円高の4,524円で取引を終えた。

本日の東商金夜間取引は、ロシアに対する経済制裁の強化で世界経済への悪影響が懸念される中で、リスクオフが一段と強まるのか否かを見極めたいとの事から、様子見姿勢が漂うが、本日は満月!高値警戒感の中で、NY金が1.400ドルを超えられるかに注目。


夜間取引レンジ  4,483円~4,546円

(19:00)ユーロ圏2月消費者物価指数
(21:30)米3月NY連銀製造業景気指数
(22:00)米1月対米証券投資
(22:15)米2月鉱工業生産
(23:00)米3月NAHB住宅市場指数


池末

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