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増税前! お金のプロFPは「日用品の買いだめが一番ムダ

増税前の買いだめ、「日用品」が1位 
 消費税増税を前に、多くの消費者は食費を節約したり、買いだめや節約を検討している。一方、FPは効果の大きい保険や住宅ローンの見直しを勧めている。

 マクロミルは2月21日から23日にかけて、全国の20歳から69歳の男女1,000名を対象に「消費税に関する調査」を実施。その結果を2月27日に発表した。

 まず、消費税率が8%に引き上げられる4月以降、どの程度節約するかを聞いたところ、「大幅に節約する」が14.5%、「やや節約する」が47.7%で、合わせて62.2%の人が「節約する」と答えた。「ほとんど節約しない」は27.4%、「節約しない」は10.4%だった。

 そこで、「節約する」と答えた人に何を節約したいか複数回答で聞いたところ、最も多かったのは「日々の食費・飲料費」の65.0%だった。その理由を聞くと、「毎日のことで節約しやすいから」「出費の大半を占めているから」などが挙がった。次いで多かったのが「外食・飲み会費」の60.1%。その理由は、「回数を減らすことで節約できる金額が大きいから」「健康面もあわせて見直せるから」など。以下、「日用品・雑貨費」の57.7%、「洋服・ファッション雑貨費」の57.6%、「水道光熱費」の41.0%、「旅行などのレジャー費」の39.2%と続いた。

 また、増税前の3月中に「買いだめ」をするか聞くと、「買いだめをする」と回答した人は34.0%だった。具体的な商品名を聞くと、「ティッシュ・トイレットペーパー」の60.3%が最も多く、以下、「シャンプー・リンス」の52.9%、「洗剤類」の47.6%、「調味料」の40.0%、「米」の37.1%、「お茶、コーヒー」の33.5%と続き、日用品や保存のきく食料品の買いだめをする人が多いことが明らかになった。



 こうした一般消費者の節約方法について、お金のプロであるファイナンシャルプランナー(FP)はどのように考えているのだろうか。

 アクサダイレクト生命は、2月17日から19日にかけて、120人のFPに家計の消費増税対策に関するアンケート調査を実施した。調査結果によると、消費増税直前で最もすべき対策のトップは「保険の見直し」の17.5%だった。以下、「住宅ローンの見直し」の15.0%、「通信費の見直し」の12.5%、「食費の見直し」の10.8%と続いた。

 また、消費増税の前で最も無意味・無駄と思う対策を聞くと、トップは「日用品の買いだめ」で31.7%。以下、「趣味娯楽の高額品の購入」の19.2%、「食費の見直し」「お小遣いの見直し」の10.0%と続いた。



 FPは一度見直すと、その後の効果が継続する保険や住宅ローンの見直しを勧める一方で、単価が低い日用品の買いだめなどはあまり効果がないと考えているようだ。FPの意見を参考に、この機会に保険や住宅ローンを見直してみるとよいかもしれない。
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