東京・上野の国立科学博物館では、医療をテーマにした展覧会「医は仁術」が15日から開催されます。
この展覧会は、新しく発見した日本最古の解剖原図や杉田玄白らが翻訳した「解体新書」など、江戸時代の医療に関する貴重な史料の数々や、3Dプリンターによる臓器モデル、からだの仕組みがわかるプロジェクトマッピングといった、日本の医療の原点から未来につながる最先端技術を公開します。
14日に行われた開会式では、スペシャルナビゲーターとして音声ガイドに初挑戦した大沢たかおさんらが出席し、テープカットを行いました。
「先人たちの熱い思い、志、その仁の心、医の原点となる江戸、そして現代の医術への理解を少しでも深めていただける一助となれたらうれしく思います」(スペシャルナビゲーター 俳優 大沢たかおさん)
江戸の医から未来を眺める展覧会「医は仁術」は、上野・国立科学博物館で6月15日まで開催されています。