昨日は近くの公園で、2時間遊んだ。すべり台とぶらんこである。私は、時間を見つけては、体の柔軟体操に努めた。体が「イカのするめ」のように、こわばっている。そして足が上に、上がらない。これも骨折が影響している。しかし少しは向上している。上の方の子は、専門学校生らしき、男子に、近づき「仮面ライダー」の声の出るパソコンのマウスより少し小さいものを、貰って喜んでいる。
下の子は、小学生の携帯ゲーム機を見て、やりたいと言って動かしている。孫は上も下も「人みしり」をしない。これは私の影響かもしれない。相手が誰であろうと、平気で話かけるのである。家で女房は、知らない人についていってはダメだと言う。さらわれて殺されてしまうと教える。
今日は、今日で、家の中を走り回っている。仲良くあそんだり、殴りあったりである。パズルをしたり、DVDを見たりで、後しまつをすることが無い。家の中はめちゃめちゃで、見ていて疲れるという感じ。新聞を見ていれば、肩車と言って、肩の上に乗ってくるし、別の孫は、頭つきで背中にぶつかってくる。そして蹴飛ばしてくる。お菓子大好きで、菓子パンを食べながら、2人でふざけ合い、仮面ライダーで、殴り合いである。
そして夜が明け、母親と孫は帰った。
さらに一日が明ける。一体この孫の近未来はどうなるかと思う。餓死する危機的状況ではないにしろ、これから先が暗く感じる。しかし出来るだけの可能性に希望を持ちたい。風姿花伝の「老後の初心忘るべからず」である。老人には老人の社会への務めがある。老後は静かにの生活は崩れても、それなりのことは、孫にはできよう。この老人パワーを生かすことこそが、それこそ生きてきた証ではないか。森田療法も教えている。今やるべきことを、淡々とやるだけである。ここには、美しいとかみっともないとかは、入り込む余地はない。