金【ウクライナ情勢が収束するまでは下落しづらい状況か。】

日中取引時間は、NY市場高を背景に買いが膨らみ、前日比16円高の4519円で寄り付く。その後、NY時間外の上昇とともに上値を切り上げたが、大引けにかけて利食い売りが入り、結局前日比20円高の4523円で終了。

日本を含むG7首脳は、ロシアに対しクリミア併合の停止を要求し、制裁発動を含む措置を警告した。これを受け各金融市場ではリスク回避姿勢が強まり、安全資産とされるドル建ての金は買われた。また、中国経済の先行き懸念から世界的に株価が不安定なことも上昇要因となった。ウクライナ情勢をめぐる不透明感や緊張度の高まり、中国経済に対する悲観的な見方の台頭、それぞれの懸念が払拭されない限り、ドル建て金は堅調な展開となりそうである。

本日夜間取引時間は、2月の米小売売上高(21:30)、米週間新規失業保険申請件数(21:30)などが予定されている。ウクライナ情勢に関しては、米ロ外相会談が14日ロンドンで開かれるため、会談内容の見極めが優先されそうである。情勢は流動的ではあるが、押し目買い対応が良いのではと思われる。


夜間取引レンジ  4,496円~4,552円

中川


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