2月の中国貿易統計で輸出が大きく減少し、中国経済の減速懸念が上海総合指数を下げ、アジア株全般が軟調となった。為替レートはドル円で103円台前半の円安方向へ動いたが、本日の日本株全般は下げた。東証1部では上昇銘柄数が550に対して、下落銘柄数は1,089となった。騰落レシオは110.70%。東証1部の売買代金は1兆7253億と今年一番の薄商いだった。
TOPIXも日経平均も反落した。先週金曜日に上昇チャネルの上限辺りまで反発していたので、これくらいの下げは想定の範囲内ではある。上向きの10日及び25日移動平均線の上に株価はあり、時の利は買いであるが、状況は不安定だ。
TOPIX
-9 @1,228
日経平均 -154円
@15,120円
33業種中29業種が下げた。下落率トップ5は、不動産(1位)、石油(2位)、倉庫・運輸(3位)、非鉄金属(4位)、鉄鋼(5位)となった。最近、不動産は乱高下する。