日中取引時間は、NY市場の下落を受け手じまい売り先行で始まり、前日比30円安の4440円で始まる。その後、NY時間外のジリ安や円高進行に圧迫され価格水準を切り下げ、結局前日比59円安の4410円で終了。注目された米雇用統計は、昨年12月以来の就業者数の伸び悩みが持ち直し、労働市場の回復を示すものであった。米経済が急減速するとの懸念が和らぐとともに、米連邦準備理事会(FRB)の緩和縮小継続の見方が広がり、ドル建て金の圧迫材料となった。

18~19日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)までは、軟調な動きとなりそうである。ただ、米雇用統計の改善で米経済の先行きにはやや安心感が出たが、中国経済の不安やウクライナ情勢への懸念もあり、先行きの方向は不透明感が強い。

本日夜間取引時間は、欧米とも主要な経済指標の発表はなく、フィラデルフィア連銀やシカゴ連銀の総裁講演が注目される程度であるため、下値模索の取引展開と思われる。


夜間取引レンジ  4,381円~4,432円

中川


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