先週末に発表された米・雇用統計は失業率こそ6.7%(予想6.6%)と悪化したものの、非農業部門雇用者数が17.5万人(予想14.9万人)とポジティブサプライズとなってドル円は103.7円まで急伸しました。
このながれから今日の東京市場は買いに期待したのですが、やはり利益確定売りに押されて反落スタートとなっています。もちろん、利益確定だけが要因ではなく、週末に発表された中国輸出が‐18.1%と予想外の大幅減となり新興国不安が再燃したことも影響したようです。
さて、今日は欧州タイム・ニューヨークタイムとも注目される指標発表はありません。また、日本では明日日銀の金融政策発表が控えていますので、積極的な相場にはならないような感じがします。
そんな中発表された日本の国内総生産(GDP、季節調整済)改定値が年0.7%増に下方修正されました。消費税増税を前に重しになる数値だけにネガティブ要因となりそうです。
雇用統計を受けて上昇した相場も他の要因が重なり上値が抑えられている感じです。しかし、センチメントは買いがわずかながら優勢と思いますので、しばらく様子を見ていこうと思います。
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