参議院議員会館の食堂で調理された弁当を食べた国会議員らが食中毒症状を訴えた問題で、東京の千代田区は、ノロウイルスによる食中毒と断定しました。
この問題は先月28日、参議院議員会館の食堂で調理された弁当を食べた国会議員ら20人が発熱やおう吐などの食中毒症状を訴えたものです。
20人に共通する食べものが議員会館での弁当以外になく、弁当の調理を行った1人の便からノロウイルスが検出されるなどしたことから、千代田区はノロウイルスによる食中毒と断定しました。
千代田区は、弁当を調理した業者が運営する食堂に対して、4日間の営業停止処分などを行いました。