金【4,484円近辺は売りか?】

週末7日の東商金日中取引は、6日のNY金相場がウクライナ情勢への警戒感やドル安・ユーロ高の進行を背景に急伸した事と円安を眺め、手仕舞い買いが先行し、中心限月2月限は前日比59円高の4,469円で始まった。その後は、NY金時間外と為替相場を眺め、高値圏での揉み合いとなった。中心限月2月限は前日比60円高の4,470円で取引を終えた。

本日の東商金夜間取引は、週末要因のポジション調整の動きが強まりそうだ。中でも、やはり注目は米雇用統計で、2月非農業部門雇用者数(14.9万人増)予想、米2月失業率(6.6%)予想となっており、昨日と同様に、統計内容が悪ければ悪天候を理由に無視し、良好であれば材料視する事となる為、今晩もドル相場に要注意が必要となる。東商金は、週足の一目均衡表の遅行線が雲の下限に達する4,484円近辺は売って見たいところではある。


夜間取引レンジ  4,398円~4,498円

(20:00)独1月鉱工業生産
(22:30)米2月非農業部門雇用者数、米2月失業率、米1月貿易収支

池末



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