いよいよ雇用統計。好悪どちらでも上昇の可能性がありそうです。

二児のママ YUIさん
二児のママ YUIさん

ウクライナ情勢、中国のデフォルト問題など懸念材料が多い中ですが、昨夜は欧州タイム・ニューヨークタイムともポジティブな内容が続いたことから株高&ドル買いに傾斜しましたね。ドル円は103.1円まで上昇するなど溜まっていた買い圧力を放出するような感じにも見て取れました。


ドラギECB総裁の会見では、追加緩和(利下げ)に触れつつもインフレ率が徐々に上昇するとの見通しを示し、追加緩和が必要な状況ではないとの内容がユーロ上昇につながりました。そして、米・新規失業保険申請件数のポジティブな結果が加わり上昇に拍車がかかった感じです。

★米・新規失業保険申請件数(前週分)
 予想:33.6万件 結果:32.3万件
★米・製造業受注(前月比)
 予想:-0.5 結果:-0.7

ただ、製造業受注がネガティブな結果だったことと、雇用統計が控えていることから多少の調整が入ったようで、102.9円付近まで押されています。

この流れを受けた東京市場は前営業日比+139円、15,274円と続伸して取引を終えています。正直、雇用統計前の様子見が広がると思っていただけにここまで上昇するのは何とも不気味な感じもします。それだけリスク回避からリスク選好にシフトしているのではないかとも取ることができますね。

そして、今夜はいよいよ雇用統計が発表されます。

22:30 米・貿易収支
22:30 米・非農業部門雇用者数
22:30 米・失業率

前哨戦となるADP民間雇用者数は13.9万人と、予想15.5万人を下回る結果になっています。ただ、数値のズレが多い雇用統計ですのでなんとも予想しずらい部分がありますね。

通常であればポジティブな結果はドル買い、ネガティブな結果はドル売りとなるのですが、今回は少し状況が異なるようです。その理由は・・・


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