ここ最近の相場は海外リスクを肴に、ほこりをたたき出すように個人投資家の資金を剥ぎ取っているようだ。
2月4日まで大きく暴落させて、その後は短時間で上下のレンジ相場でバリバリと剥ぐ。
結構やられたねー。
しかし、よくよくチャートを見ると、あらー、なんとしっかり上昇相場を描いている。
このまま行くと、来週は75日平均線に追いつき、15,200円を突破するかもしれない。
これは楽観しているかもしれないが、現に米国は確実に上昇軌道に乗って、NYダウ16200㌦を越え次の目標を目指している。
短期で見ても、14,008円大底から1/2戻りが15,150円なので、これを突破すれば確実な上昇トレンドに戻ることになると思う。
個別に見ると、大きく上げたものと、大きく下げたもののギャップがひどかった。
上昇の代表が(6871)日本マイクロ、(3782)DDS、(3444)菊池製作所など、
下落の代表が(6993)アジアGC、(4714)リソー教育、(6871)日本マイクロなど、
(6871)日本マイクロは上に下に劇的な大相場でした。
個人的には、(8769)ARMの当てが外れた痛手が大きかった。思惑買いは危うい賭けであることを改めて痛感した。
これでは目標達成などチャンチャンラおかしい。
購入する上で一番念頭に置くべきは、銘柄の思い入れではなく、いかに今の価格が買い時かどうかですね。
ここを見誤ることで、出始めで負けていることになる。
売り時はいかに今高値であるかの判断が重要で、根拠のない未来希望は無意味ですね。
所詮、個人投資家は各銘柄における、中・長期の実績予想など出来るわけがない。
ただ、ロマンを求めて愛着がわくことを否定しないです。
そうでないと銘柄選びなんて出来ない。
所詮、人気投票的で一番人気が一番出来高を獲得できるのも事実ですから。
そして、人気で上がりすぎたバブルを正す為に売りの嵐が降ってきて、劇場型は終焉を迎えるのです。
その場に自分が立ち尽くすことがないように、
冷静な精神を鍛えるのですな。