ドル建ての金は、約4カ月ぶりの高値となる1345.35ドルまで上昇した後、ドル高や好調な米景気指標を材料に下落した。米商務省が発表した1月の米新築住宅販売件数が大幅に増加、米量的緩和の縮小が継続されるとの観測が強まった。最近の上昇に対する利益確定の売りも加わった。当面の目標達成感も拡がっているが、中国や米経済への懸念やウクライナ情勢への警戒感もあり、先高期待は強い。さらに、実需筋が押し目買いを入れる期待感も出ている。
日中取引時間は、NY市場安を受け手じまい売り先行で始まり、前日比44円安の4381円で寄り付く。その後、NY時間外・円相場ともに小動きで決め手に欠き金も同様小幅な値動きとなり、結局前日比50円安の4375円で終了。
本日夜間取引時間は、イエレン議長が先行きの米景気見通しに関し、どのような認識を示すかが注目される。
【今晩の注目イベント】
2月の独雇用統計(17:55)
1月の米耐久財受注(22:30)米週間失業保険申請件数(22:30)
イエレンFRB議長議会証言(28日0:00)など
夜間取引レンジ 4,330円~4,395円
中川
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