インターネット上で利用される仮想通貨ビットコインの売買などを行う世界最大級の取引所で、東京に拠点がある「マウントゴックス」のサイトが25日、アクセス不能になった。利用者の多くが外国人とされ、米紙ウォールストリート・ジャーナルや英紙フィナンシャル・タイムズなど欧米メディアが「マウントゴックスが取引停止」などと電子版で相次ぎ報じ、利用者に不安が広がっている。
マウントゴックスでビットコインを取引する利用者は世界で100万人規模との見方もある。
ビットコインはレストランなど店舗のほか、インターネットショップなどの代金決済に利用されている。