昨日も今日もポカポカ陽気の快晴です。
今週の気温予想が15度くらいに上がるそうです。もうすぐ春ですね。
大雪に見舞われた山梨県や群馬県。明治以来記録がない程のドカ雪が降って農業用ハウスなどに被害がかなり出ているとのことです。
異常気象が毎年連続していますね。すべての原因は人類が引き起こした温暖化と言われています。
因果応報と言われても困ったものです。
寒がり屋の私には暖かい春はうれしいものです。
間もなく庭にも裏山にも木々がつけたつぼみが膨らみ、一気に咲き乱れる春爛漫の光景が見られる事でしょう。
春はいいですね～
ところが困る事もあるのです。膨らむのは花々だけでとどまらないのです。
木々の中に、、、そう、スギ花粉が飛び始めるのです。
今朝も家から一歩外に出た途端、クシャミ・鼻水が連発して来ました。
子供のころから山の中を走って遊んだのに「花粉症」などには無縁でした。
戦中、戦後に山々に植林したスギ・ヒノキが成長して成木となり、今では大量に花粉を飛ばすようになったのです。
昔は聞かなかった「花粉症」が、今頃は「花粉注意報」が出るまでになりました。
これも自然の営みを人間が人為的に壊し、自然を守って来たクヌギやナラなど広葉樹の雑木林を切り倒し、スギやヒノキを植林した事が原因です。
広葉樹は土や岩をその根に抱え込み土砂崩れを防ぎます。その包含力はスギ・ヒノキの10倍とも言われています。
大雨が降ると土砂災害が起き多くの人命が損なわれる被害が出ます。
その多くが植林されたスギ・ヒノキの山に発生しています。
自然を破壊したり人工的な手を加えた人間に自然が報復しているかのようです。
