ホンダ、メキシコ新工場を稼働 最先端技術で現地生産強化

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 ホンダは21日、主力小型車「フィット」などを製造するメキシコ中部グアナフアト州セラヤの新工場の稼働開始記念式典を開いた。伊東孝紳社長は「最先端の生産技術を導入した」と現地生産強化に意欲を示し、既存工場を含めたメキシコでの生産能力を年26万3千台から高める可能性を示唆した。

 式典にはメキシコのペニャニエト大統領も出席し「豊富な人材などメキシコの強みを生かし、競争力を高めてほしい」と期待を込めた。

 新工場は昨年7月に稼働を始めた埼玉製作所寄居工場(埼玉県寄居町)の最新技術を活用し、車体を溶接する高性能ロボットや高機能の塗装技術を導入している。

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