昨日の米国株式相場は下落した(DJIA -89.84 @16,040.56, NASDAQ -34.83
@4,237.95)。さらに円相場が円高方向に動いた。ドル円は101円90銭台へ。しかし、謎は貿易収支が過去最悪の赤字となったにもかかわらず円が買われることである。1月の貿易収支が2兆7900億円もの赤字になったと発表された。新興国なら確実に通貨安となるだろう。それなのになぜ円は買われるのだろうか?
米国株安と円高を嫌気した売りが優勢となり、本日の日本株全般は下げた。東証1部では、上昇銘柄数が167に対して、下落銘柄数は1,547となった。騰落レシオは83.77%。東証1部の売買代金は2兆1124億円となり、再び2兆円台を回復した。
TOPIXも日経平均も長めの陰線で続落した。底値圏からの反発初動で「上昇トライアングル」のフォーメーションを形成しながらエネルギーを蓄積しているようだ。上限を上放れると動きに弾みがつくことになるが、もう少し日柄が必要なようだ。
TOPIX
-24 @1,195
日経平均 -317円
@14,449円
33業種すべてが下落した。下落率トップ5は、その他金融(1位)、海運(2位)、保険」(3位)、機械(4位)、精密機器(5位)となった。下落率1位がその他金融だが、注目すべきはアイフルの動きだろう。この銘柄は4日連騰している。