楽天は、無料のインターネット電話サービス「Ｖｉｂｅｒ（ヴァイバー）」を運営するヴァィバーメディア（本社キプロス）の株式100％を９億ドル（約900億円）で３月中に買収するそうです。
「楽天市場」などデジタル関連事業のコミュニケーション基盤として活用する一方、ヴァイバーの利用者にも楽天のサービスを売り込んでいく考えのようです。
ヴァイバーは2012年３月に設立された無料ネット電話サービス大手で、世界193カ国で約２億8000万人の利用者があり、スカイプやＬＩＮＥに次ぐ規模だそうです。
三木谷社長は記者会見で、「自社のデジタル関連事業とヴァイバーの相互乗り入れを図りたい。３億人の利用者を楽天会員にするのは極めて容易だ」と自信を示したそうです。
また、ヴァイバーのタルモン・マルコＣＥＯは「当社の今後を考え、楽天と一緒になる道を選んだ。ヴァイバーは将来はゲームのサービス基盤にもなる」と語ったそうです。
２年前に設立された会社が900億円ですか。
高い買い物にならないといいですね。
4755：1,657円
