金【強地合いになって来たと思います。】

昨晩発表された米小売売上高は12年6月以来の水準に低下、新規失業保険申請件数も悪化するなど、弱い米経済指標の発表が続いた。寒波の影響で一時的なものと思われるが、弱めの指標が続いたことにより米経済の先行きへの警戒感が台頭した。そのため、米連邦準備制度理事会が量的緩和縮小のペースを調整するのではとの期待感が浮上し買われた。約3カ月ぶりの1300ドル台突破となった。一本調子の上昇に対する警戒感もあるが、ムードは強気に傾きはじめ、強地合いとなって来たと思われる。

東京日中取引時間は、NY市場の1300ドル突破を受けて手じまい買いや強気の買いが先行して始まり、前日比41円高の4276円で寄り付く。その後、堅調なNY時間外の値動きを背景に高値圏で推移し、結局前日比42円高で終了。

本日夜間取引時間は、10~12月期の独・ユーロ圏GDP(19:00)、1月の米鉱工業生産(23:15)、2月の米ミシガン大消費者景況感指数(23:55)などが予定されている。週末要因でもポジション調整の売りや利益確定の売りも出やすいが、指標次第ではさらに買い進まれる可能性もあるため、不用意な売りは手控えた方が良いのではと思われる。


夜間取引レンジ  4,252円~4,338円

中川


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