ドル建て金は、米国の量的緩和の縮小ペースが加速する可能性は少ないとの見方や、テクニカルの買が入り6営業日続伸となった。ただ、1296.4ドルの高値を付けた後は、利益確定の売りが出て上げ幅を削ることとなった。
イエレンFRB議長が緩和縮小路線の継続を表明したことや、米議会で債務上限引き上げ法案が可決されるなど、米金融政策をめぐる不透明感が和らいでいる。安心感の広がりとともにリスク回避の動きが後退している。1300ドルの大台を目前にして神経質な取引展開となりそうである。
本日夜間取引時間は、1月の米小売売上高(22:30)、米週間失業保険申請件数(22:30)、12月の米企業在庫(14日0:00)などが予定されている。経済指標が強い内容であれば、緩和縮小が速まるとの観測から調整色が強まる可能性があるため、十分な注意が必要である。
夜間取引レンジ 4,215円~4,273円
中川
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