昨日は103円台を試してくるか否かに注目していましたが、"場外からのネガティブ材料"によりリスク選好に傾くどころか、逆にリスク回避優勢の展開となりました。
昨夜のニューヨークタイム序盤は、欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事の『マイナス金利を真剣に検討する』との発言を受けてユーロ売りとなり、ドル円は一時102.2円付近まで下落しました。
その後買い戻しが進み102.3~102.6円で方向感なく推移していましたが、『中国・影の銀行債務不履行か?(シャドーバンキングのデフォルト問題)』というニュースも影響し、東京タイムはリスク回避から株安ドル売り優勢の展開となり、日経平均は前日比-265円のマイナス圏で取引を終え、ドル円も102円を割り込むか割り込まないかの水準まで下落しています(>_<)
ちなみに、今回のデフォルト問題の規模は約49億円で、前回の約510億円に比べると規模こそ小さいのですが、それでもリスク回避に拍車をかけるには十分な内容ですね。(あまり、悠長なことは言ってられませんが…)
さて、今夜ですが、イエレン議長の議会証言(2日目)は延期されたようですから、指標内容に注目が集まります。
22:30 米・小売売上高(前月比)
22:30 米・小売売上高(除自動車)(前月比)
22:30 米・新規失業保険申請件数(前週分)
今回の小売売上高の市場予想は寒波による季節要因を織り込んでいるため弱い予想となっています。それでも・・・
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小売売上高が影響するGDPの解説はコチラです♪