注目されたイエレン新FRB議長の議会証言は、基本的に従来の量的緩和縮小方針を継続のスタンスを示した。また、緩和縮小を停止するには、労働市場の大幅悪化やインフレ率が上昇していかないなど、米経済の見通しが著しく変化することが条件と説明した。おおむね想定通りであり特にサプライズはなかったが、今すぐさらに引き締められることはないとの安心感が広がり買われた。当面は、米国の各種経済指標の内容を精査しながら、方向感を探る展開が続くものと思われる。
本日夜間取引時間は、12月のユーロ圏鉱工業生産(19:00)、ダドリーNY連銀総裁発言(22:45)などに注目する。ドル建ての金は1300ドルを目前にして、一旦調整局面入りする可能性もあるため、買いの判断は十分な注意が必要である。
夜間取引レンジ 4,225円~4,268円
中川
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