カラオケがうまく聞こえる秘訣に、よく、腹から声を出せ。というのがあります。
腹から声を出す。果たして可能なんでしょうか。
答えは不可能です。
ではこの腹から声を出すとは・・・?これは腹式呼吸のことです。
では逆に悪いとされるのどから声を出すとは・・・これは胸式呼吸というものです。
腹式呼吸は基本無意識の呼吸。胸式呼吸は意識的な呼吸ととらえられます。
なぜ、胸式呼吸が悪くて、腹式呼吸がよいのか。それは声の安定性、響き、のどへの負担が腹式呼吸の場合理想になるのです。腹式呼吸で歌が歌えるようになると、声のはりつやがよく、何曲歌っても声がかれなくなります。
では腹式呼吸のやり方は・・・?
これは簡単です。無意識の呼吸なので、寝ているときは人は腹式呼吸をしています。
そして不思議なことに、人間は床とかに寝ながら呼吸をすると強制的に腹式呼吸になります。
起きたままでも腹式呼吸をする場合は鼻から吸う(おなかの下の方が膨らむように息を吸い込む)
口から吐く(暖かい息を手に吹きかける要領ではくとおなかがへこみます。)
この要領で声を出せる練習をすれば、腹式呼吸の完了です。続きは第三弾。