ドル円の来週の見通し 2/10(月)~2/14(金)

ドル円/研究所さん

ドル円の来週の見通し 2/10(月)~2/14(金)

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★ドル円の見通し★
米雇用統計は
12月分に続き1月分も連続で大幅悪化。
更に、期待されていた
前回分の非農業部門雇用者数の上方修正は
プラス1000人しか行われなかったものの
米労働省が悪天候により就業不能となった
米1月非農業部門雇用者数は26.2万人と発表。
2ヶ月連続で雇用統計が悪化した為
米FRBがテーパリング(量的緩和縮小)ペースを
緩やかにするのではといった楽観論が市場で台頭。
結局、行って来いの流れとなり
大きく下落した後、買い戻されている。
来週は、11日~12日に
米FRBイエレン新議長の議会証言が予定されており
市場が期待している楽観論に沿ったコメントが出てくるかどうか。
発言次第では、上下に荒れる動きとなりそうだ。
また、格付け会社S&Pがトルコの格付け見通しを
「安定的」から「ネガティブ」に引き下げ。
リスクオフ要因が全て消えた訳ではない。
また、9日に行われる東京都知事選の結果を
市場がどのように消化するかも
週明けの相場に影響する可能性があり、注意が必要。
チャートでは
一目均衡表・転換線(102円09銭)を週末クローズで上回ってきた。
上方向のレジスタンスとしては
同・基準線と21日移動平均線が103円05銭
また、1/2高値-2/4安値フィボナッチ50.0%戻しが
103円09銭に位置している事から
戻りの目処となっており攻防戦が予想される。
下方向のサポートとしては
102円09銭(一目均衡表・転換線)、101円83銭(1月29日安値)
101円75銭(1月27日安値)
101円42銭(2月7日安値)を意識しておきたい。

 

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