今回の世界市場の暴落混乱を引き起こしたヘッジファンドと機関投資家は、
ひとまず休戦か、はたまた買戻しの踏み上げか。
日本やアジア、欧米市場が安定した穏やかな上昇チャートになってきた。
今回の株市場暴落はタイミングとしては上々だったかもしれない。
昨年暮れに膨れ上がった期待値では、3月期末実績とつじつまが合わない企業が続出する。
日本はその前に調整が入ったと見るべきだ。
これからは、中国の春節休暇も終わり、ソチオリンピックの開幕で、スポンサー効果が増し、企業収益も安定期に入る。
3月にかけて真の企業実績を織り込んだ株価を形成するのでしょう。
又、
世界のお金持ちはソチの現地に観戦旅行で、株式市場から遠ざかるというもっともらしい理由も。
米国FRBはベン・バーナンキからジャネット・イエレン議長に引き継がれ、テーパーリングは今のところ予定通り施行された。景気回復が保障されているのだ。
失業率も6.6%まで縮小。
中国は習近平国家主席が、国営銀行を利用してシャドーバンキング問題をもみ消す確率が高く、このことで世界市場が大混乱するなんて見当違いだ。
欧州はECBマリオ・ドラギ(スーパーマリオ)が、ドイツ国民を説得して必要に応じてなりふり構わない金融緩和を宣言。少しずつ安定成長に持っていく。
我が日本の日銀黒田東彦総裁は、一年後に迫るインフレターゲット2%目標を達成可能にする金融緩和策を目論む。厳しい目標だが達成意欲は相当高い。
やはり客観的に見て世界の市場は今年悪くはならないのです。
きつい地固めにふところは寂しくなりましたが、これから再チャレンジで取り戻していけるはずです。
バーゲンセールと思って買っていこうと思う。