ゆきママさんのブログ

最新一覧へ

« 前へ1099件目 / 全1308件次へ »
ブログ

ECBは現状維持を決定。景気を見極めて3月に緩和開始も

昨日はソチ五輪の予選競技を見たりして寝不足気味ですが、まずは昨夜に発表された(欧)ECB・金融政策発表(欧)ドラギ総裁記者会見などについてまとめていきたいと思います。

まぁタイトルにもあるようにすでにご存知かとは思いますが、ECB(欧州中央銀行)は政策金利を据え置いて0.25%の現状維持を発表しました。一応は事前の予想通りということもあってか、それほど大きな値動きはありませんでした。

そしてその後のドラギ総裁の記者会見については以下のとおり↓

■22:30(米)ドラギECB総裁記者会見要旨
・先行き不透明感により、景気にマイナス影響が出る恐れがある
今回の緩和見送りはさらなる情報収集が必要なことと関係がある
3月上旬には2016年の見通しを含む新たな情報と分析が入手可能
・主要金利が長期間にわたりこれ以下の水準で維持されることになるだろう
・必要であれば断固たる行動をとる強い決意がある
不胎化の終了は議論されていない
・ユーロはインフレ率は低いがデフレ状態ではない
う~ん、欧州は苦しそうですね。なかなか具体策が打ち出せない状況なのかもしれません。まぁアメリカを見てもわかるように、金利を引き下げたり、不胎化オペの停止(量的緩和の非不胎化)したからといってインフレ率が上がっていくというものではありませんからね。

そんな背景もあってか、今回は国債買い入れの不胎化について議論されずとのこと。さらに、金利の引き下げについてもさらなる情報を待ちたいとのことで、少なくとも3月までは行われないということのようです。裏を返せば3月に緩和措置として金利引き下げが検討されるということなので、この辺については覚えておきましょう。

まぁ大体こんなところでしょうかね。あまり中身がないといえば中身のないECBになってしまいました。ちなみに値動きとしては、ドラギ総裁の会見後、しばらくは追加緩和が行われないとのことで、それまで働いていたユーロ売り圧力から開放されて上値を伸ばす結果となっています。


そしてここからは一昨日の海外市場から、今日のこれまでのドル・円相場の値動きを振り返っていきたいと思います。5日の海外市場は、1ドル=100.80~101.60円台で激しい値動きを見せる場面もありました。欧州市場では、EU圏の小売売上高の悪化によってユーロ・円が下落したことに伴って、ドル・円もジワジワと値を下げる展開となりました。株かも冴えない動きで米長期金利も低下していたことなども背景となりました。

…続きはコチラから♪http://fxshufoo.blog.so-net.ne.jp/2014-02-07

コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。