日本マクドナルドの去年12月期の連結決算は、来店客数が落ち込んだことなどから、純利益が前年に比べて60.1%も大幅に減少しました。
日本マクドナルドが発表した去年12月通期の連結決算で、売上高はおととしに比べて11.6%減少しました。また、本業のもうけを示す営業利益は53.5%減少、さらに最終利益も60.1%と大幅に減少しました。これで、2年連続の減収減益です。
主な要因としては、コンビニエンスストアなど、いわゆる中食産業との競争が激しくなり、来店客数が落ち込んだことや、円安の影響でパンなどの原材料の価格が高騰していることが影響しました。
また、同時に示した今年12月期の連結業績予想は消費税率引き上げの影響もあり、引き続き厳しい売り上げ状況になるとしながらも、不採算店舗の整理を行うことなどから、純利益を16.8%の増加と見込んでいます。