大手電機メーカー・ソニーが、「VAIO」ブランドで知られるパソコン事業を売却する方向で最終調整に入っていることが明らかになりました。
関係者によりますと、ソニーは1996年に「VAIO」ブランドで発売したパソコン事業を、国内の投資ファンド・日本産業パートナーズに売却する方向で最終調整を進めています。両社は、今後、パソコン事業の新会社を作って、「VAIO」ブランドのパソコンの販売や、アフターサービスを続けるとしています。
スマートフォンやタブレット端末の普及が進む中で、国内のパソコン市場は縮小しています。主力のエレクトロニクス事業で赤字が続いているソニーは、収益性の低いパソコン事業を切り離し、経営資源を今後の重点分野に掲げているスマートフォンやゲーム事業に集中させたい考えです。
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スマホ、タブレットはブラウズ出来ても、打ち込みしにくい。
仕事用も含め、当分、PCと置きかわるとは思えない。
PC市場は市場全体の成長はないけど、撤退者が増えるので残存メーカーには成長と安定収益が見込めますね。
逆にスマホ系は市場成長はあるけど参入だらけで個別メーカーの成長余地は乏しく、かつ競争激化で業績不安定化でしょう。
ソニーの選択はミスだと思う。