下げ幅と出来高の急増からセリング・クライマックスか?

優利加さん
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昨日の米国株式相場は大幅続落した(DJIA -326.05 @15,372.80, NASDAQ -106.92
@3,996.96)。さらに、為替レートがドル円で100円台の円高方向へ動いたことも嫌気され、本日の日本株全般は大幅続落した。東証1部では、上昇銘柄数が僅か13に対して、下落銘柄数は1,764となった。騰落レシオは88.70%まで低下した。東証1部の売買代金は3兆6364億円へ膨らんだ。

TOPIXも日経平均も大きくギャップダウンして始まり、さらに下げて長陰線で終えた。出来高も急増し、12月30日を起点として下方新値10本下げた。下げ幅と出来高の急増からセリング・クライマックスを迎えたといえる。信用買いでポジションを持っていた個人が追証のため一斉に投げ売りを余儀なくされたようだ。これからの下げに対してはやや強気で攻めていきたい。殆どの投資家はピンチだと思っているだろうが、実は大きなチャンスである。年に1度か2度しかないバーゲンセールの可能性が高い。万が一間違っていたとしても、逆指値でつなぎ売りを予約しておけば良いだけのこと。先のことは誰にも正確には予測できない。

TOPIX
-57 @1,139
日経平均 -611円
@14,008円

本日も33業種すべてが下落した。下落率トップ5は、非鉄金属(1位)、機械(2位)、ゴム製品(3位)、鉄鋼(4位)、建設(5位)となった。

 

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