新興国経済をめぐる不安や、米量的緩和の追加縮小発表後の株安が一服。そのため、安全資産として買われた金は一旦売られる展開となった。また、この日発表された米経済指標が、着実な米景気回復を確認する内容であったため、ドル建ての金は下落幅を拡大することになった。
米金融当局が前日決定した債券購入の縮小は、適切であったとの見方が広がったようである。新興国経済の先行き懸念は残るものの、安全資産としての金の役割は低下するとともに、じり安歩調を辿りそうである。
本日夜間取引時間は、12月のユーロ圏失業率(19:00)、1月のユーロ圏消費者物価(19:00)、1月のシカゴ景況指数(23:45)などが予定されている。経済指標の発表しだいでは欧米株の上昇となり、ドル建て金はさらに売られる可能性もあるため、十分な注意が必要である。
夜間取引レンジ 4,064円~4,121円
中川
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