前場概況は、書くのも気がめいるので、
日経やロイターを参考にしてくださいませ。m(__)m
かつて金融市場を震撼させたように
世の中、いとも簡単にリスクオフへ傾いてしまう。
これもリーマンショックの後遺症?トラウマ?
アルゼンチンやトルコに南アフリカ・・・
これら新興国の経済が、この先減速していくとしても、
世界的な景気回復の足かせとなるわけもないのだが、
今は、投機筋の仕掛けによって
巨大な影響力を持つ大国のように捉えられてしまっている。
日銀の政策会合も終わり、FOMCも今朝終わり、
この先、この新興国リスク問題をフォローする機会が
2月20日~22日に開催されるG20という場しかない
というのももどかしいところだ。
ましてや、ここから出てくる米経済指標は
1月上旬まで続いた悪天候により弱い数字が想定されるし、
この先待ち構える米債務上限問題も気になりはじめ、
下押し材料の豊富さから、地合い好転を妨げる。
ここは、増税前の追加緩和観測など
黒田バズーカ砲(場外)を期待したい所だが、
景気回復への強気姿勢が変わらず続いているので期待薄か。
ただ、午前中発表になった中国指標にも反応薄だったので、
市場に今回の一連の騒動に対する耐性が出てきているのも事実。
このまま、中国や新興国の弱い経済指標など悪材料に
反応薄な状態が続くと、投機筋も攻めづらくなってくる。
そうこうしているうちに、新興国からの資金流出の問題って
そこまで深刻になるべき問題だっけ?と
パニくった投資家たちの間に冷静さが戻ってくると
事態は思ったよりも早く収束するかもしれない。
そしてもし、米債務上限問題が早めに解決しようものなら、
一気に地合いが好転する可能性もおおいにありうる。